プログラマとして約1年たった記録
大変ご無沙汰しておりました。sasaboです。 10月で現職についいてから1年になります。 ということで今日までのことを振り返ってみます。(前に書いた記事と大体同じです。そういう意味じゃブレない私って素敵。) これからプログラマに転職しようかなーなんて考えている方の参考になれば嬉しいです。 といってもあくまでも私の場合こうだったという話なので話半分程度に参考にしてください。
転職前
2019 年
- 大学と大学院は電気電子工学を専攻
- 電気の人間としては異例?の人工知能の研究をやっておりC言語を少し触る
- 卒業後は約9年間、自動車の完成メーカーで電装部品の制御を行うコントローラーのハード設計に携わる
- 2019年の夏にパニック症を発症(原因不明、今思えば疲れてたかも?)
- 2019年の冬までに復帰を数回試みるも会社に行けなくなる
- 会社に行けなくなり自動車メーカーで働き続けることは無理かも…と思うように
- 某 YouTuber の動画をみてプログラミングなら好きな時間、場所で自由に働けるんだ!と思い、プログラミングに興味をもつ
- 0 からプログラマとして食べていくのは無理だろうと思いプログラミングスクールに入ることを決意
2020年
- 自動車メーカーを辞めることを決意し上司に伝える 上司が良い人で次の仕事決まるまでは仕事はやめずに休職扱いにしたほうが良いと言って下さりお金の心配が軽減される
- 某プログラミングスクールにオンラインで入会する
- 某プログラミングスクールで3ヶ月かかると言われていた内容が2週間で終わる。 スクールの資料からも「このスクール、やばい(悪い意味で)」と分かり、1ヶ月で辞めたいと伝えるが最低3ヶ月の契約なので無理だと言われる。 このときに支払ったお金は人生で最大の無駄遣いだったと思う(結構良いギター買える)。
- スクールよりもちゃんとした本で勉強しようと思い某本を買う
- 某本の著者の働いている会社を調べると、自由に働ける環境じゃん!と思い「働きたいです」と無謀にも面接をうける
- 当然「勉強して出直ししてね」となりフィヨルドブートキャンプを進められる
- 面接を受けた日にフィヨルドブートキャンプに入会
- 約半年で卒業、フィヨルドブートキャンプの紹介で現職に内定
転職後
2020年10月 ~ 12月
- 最初の2ヶ月は研修で Ruby on Rails を使った Web アプリを作成する
- このころはまだ物理出社
- 8:30 に会社着、 9:00 ~ 18:00 で研修
- 定時になったら速攻で家に帰っていた
- たしか12月くらいに今の案件にアサイン
2021年
- 緊急事態宣言が出たのをきっかけに自宅で作業するように変更(現在も自宅での作業)
- 案件は親会社が開発している建設業向けのWebアプリケーションの開発(Rails, React)
- 最初の一週間くらいは機能を把握する時間をもらえた気がする(あまり記憶にない)
- その後はぬるっと普通に仕事しているw
1年働いてみて分かった最強の開発環境
ハード編
もう一枚サブディスプレイがほしいかも?ですが今の所大きな不満はありません。
- PC: MacBookPro 13 inch
- キーボード: HHKB (BTモデルですが有線で使っています)
- トラックパッド: Magic Trackpad
- マウス: 使っていません
- 外部ディスプレイ: 27 インチのモニタにつないでデュアルモニタにしています
ソフト編
今の構成に落ち着いてからはあまりいじってないです。
- ウィンドウマネージャー: yabai
- ターミナル: tmux + Alacritty
- エディタ: NeoVim
入社前の不安事項と現実
前にも書いた内容と重複します。ご了承ください。まぁ1年たっても感じるところはあまり変化がないってことですかね。
未経験中途だとプログラミングさせてもらえない?
そんなことはなく、毎日コードがかけています。
プログラミングが仕事になるとつまらなくなる?
いいえ。とても楽しいです。 ただ、ときには大人の事情というかプロジェクト都合によって「これどうなの?」的な実装に行き着くこともあるのは事実です。 私は前職でそういったことに慣れているのでそんなに気になりませんが(それはそれで…)、気になる人は気になるみたいで結構ストレスになるみたいですね。
Docker とか AWS の知識ないときつい?
Docker は今の案件では不要でした。AWS はたまに API の使い方調べたりとか現状その程度でした。 不必要に色々な技術に手を出すよりも今の案件に必要な知識を深めるほうが効果的な気がするので特別勉強しようとも今の所思っていません。
打ち合わせ多い?
私の案件の場合、仕様のすり合わせは上司が取りまとめて各担当にタスクを振り分けるようになっているので打ち合わせはほとんどありません。 毎日15分ほど夕会で進捗の報告があるくらいです。
技術的についていける?邪魔にならない?
自分としてはついていけている気がしますし、ちゃんと役に立てていると思います。面談のときも別に「もうちょっとちゃんとやって」的なことは言われたことはないので大丈夫でしょう。
期限に追われる毎日でストレスがやばい?
私の案件は、そうでもなかったです。毎日定時上がりです。 ただ前職で追われる感じに慣れているので感覚が麻痺しているだけかもしれません… でもうまく実装できないときとかは休日に実装したり、夕食後に実装したりするときもあります。 実装で試行錯誤するのは全然苦にならないので健康面では問題なさそうですが家族には申し訳ないですね…
困ったとき助けてくれる?
はい。今の会社様様です。この辺の環境は運しだいな要素も大きいのでラッキーだったなと思います。
勉強しつづけるの大変?
自分としては大変です。勉強会に参加したりとかはしんどいのでやらなくなりました。 Ruby Silver を取るために勉強しましたが暗記が苦手なので辛く、結果も1点足りず落ちました… でも業務に必要なものは実際に使う機会があるのでそんなに苦はなく勉強できているかもしれません。 それでも休日に特別勉強したりはしてないですし、やらなきゃヤバいっていう意識も今の所正直ありません。
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自分はRubyでないとだめというタイプではなかったようで別になにの言語でも楽しくやれています。
給料下がるけど大丈夫?
妻とのふたり暮らしなら不自由なく生活はできています。 ただ住宅ローン組みたいとなると年収が下がっているのでお金があまり借りれなくなるデメリットが結構痛いです。
プログラマとして働いてみて良いと思ったこと
- mac が使える
- Word, Excel をほとんど使わなくて良い(多分これが一番ストレス軽減になっている)
- 家でできる
- ネットで調べ物ができる
- プログラミング自体が楽しいので働いている感覚が良い意味でない
箇条書きにすると別にプログラマでなくても良かった気が…w。 楽しく働けているのはプログラマだからというよりも今の会社と案件が自分にマッチしていたおかげだと思います。 なのでこれから就活される方は、入りたい会社が自分にマッチしていそうか調べることに妥協しないことをおすすめします。
プログラマとして働いてみて悪いと思ったこと
- 運動しなくなった(物理出社しなくなったせいなのでプログラマが悪いわけではない)
- 「プログラマはかくあるべし」みたいな情報、あるいは同調圧力がネット上で散見されるのが嫌です。別に健康で働けるなら良いじゃないですか。ヨソはヨソ。ウチはウチ。
- 「クソコード」という言葉や人の書いたコードを晒すような行為がたまにネット上で見られるのが嫌です。自分が書いたコードならまだしも他人のコードを悪く言うのは良くないと思います。
なんだかアウトプットが重視される界隈なのでしょうがない部分も多いと思うのですが、目にするだけで精神的にきついんですよね。 なので最近はできるだけ SNS や技術に関係しない記事などは見ないようにしています。
今後の目標
- 2年目はスピードを意識したい(レビューで指摘される箇所をへらす!)
- 会社の利益につながる活動をしたい(技術の共有化、技術力の向上)
- 痩せたい
- ギターがうまくなりたい
- 冷え性を改善したい
まとめ
1年立ちましたが元気に楽しくやれています。健康第一で今後も精進していきたいです! それではまた1年後にお会いしましょうw。